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グルメマンガが好き [書庫へようこそ]

昔から、[レストラン]グルメマンガ[レストラン]と呼ばれるジャンルの本が好きです[黒ハート]
最初にハマったのはやっぱりコチラ↓


ミスター味っ子(1) (講談社漫画文庫)

ミスター味っ子(1) (講談社漫画文庫)

  • 作者: 寺沢 大介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/11/09
  • メディア: 文庫


思わず「ありえんて[がく~(落胆した顔)]!!」とツッコまずにはいられないような料理の数々(笑)。
それでも一番最初のカツの二度揚げからして、今でも私の心にしっかり残る名作マンガです[わーい(嬉しい顔)]

その後、いろいろ読んできましたが、先日新たなマンガを購入しました。
それがコチラ↓


きのう何食べた?(1) (モーニングKC)

きのう何食べた?(1) (モーニングKC)

  • 作者: よしなが ふみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/11/22
  • メディア: コミック



きのう何食べた?(2) (モーニングKC)

きのう何食べた?(2) (モーニングKC)

  • 作者: よしなが ふみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/11/21
  • メディア: コミック


最初に本屋さんで見かけたとき、漠然と「おもしろそうだな~」と思ったんですよね。
もともとよしなが作品は好きでチェックはしていたし、タイトルからして料理が出てくるに違いないと思ったし。
で、ひとまず1,2巻をお買い上げ~[るんるん]

読了感としては、一言ズバリ
“晩ごはんが作りたくなる!!”
という感じ(笑)。

毎回しっかりしたレシピが登場するのですが、あきらかに「よしながさんが自分で作ってるんだろうな」と思わせる内容。
しかもジャンルが多彩[ぴかぴか(新しい)]
主人公が的確にパッパッと作っちゃうので、自分にもできそう・・・なんて簡単に思ってしまうんですよねー(笑)。

すでに4巻まで発売されていて、人気があるのも納得。
BL本だけど(わからない方、ごめんなさい・・・笑)、それこそそのジャンルでくくっていいかどうか微妙!と思うようなライトさが魅力的[ハートたち(複数ハート)]
続きが読みたいけど・・・今月はすでに古本屋さんへも行ってしまったので、来月以降にお預けです。

ちなみに我が家の今夜の晩ごはんは、このマンガの影響を受けて“炊き込みご飯”となりました[黒ハート]
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速水さんがツイッターだなんて・・・(笑) [書庫へようこそ]

実は先日、実家からコチラ↓を送ってもらいました。


ガラスの仮面 1 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1976/04
  • メディア: 新書


1度に全巻というわけにはいかないので、とりあえず10巻まで。
で、それを読み返していたら、ふと「そろそろ新刊が出てもいいのでは・・・??」と思い、検索をかけてみたのです。
すると・・・

公式サイトがOPEN!!

今月と来月、2ヶ月続けて新刊が発売!!!

しかも速水さんがツイッターでつぶやいている(笑)!!!!

という怒涛のNEW情報がUPされまくり[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]
中でも速水さんのツイッターには衝撃[どんっ(衝撃)]を受けました。
だって

「しかし、私がツイッターに登場とは、時代は変わったものだな、水城くん…。もうキミの前だけでつぶやいたりしないよ…」

という、ファンなら抱腹絶倒間違いなしな言葉をつぶやきまくっているからです(笑)!
本当に時代は変わったものですね、速水さん・・・(遠い目)。

ちなみに、公式サイトで開催されている“第1回ガラスの仮面全国統一模試”も受けてみましたが、79点
うぬぬぬ~!大ファンを公言して憚らない私としては、この点数は納得できません[ふらふら]
勉強し直して再度チャレンジさせていただきますっ(キラリーン[ぴかぴか(新しい)]
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シュールな笑い [書庫へようこそ]

久々に本[本]の話。
先日姉が来道した際に、どうしても読みたくなっていた本を持ってきてもらいました。
それがコチラ↓


となりの山田くん全集 (1) (Animage comics special)

となりの山田くん全集 (1) (Animage comics special)

  • 作者: いしい ひさいち
  • 出版社/メーカー: 徳間書店/スタジオジブリ・カンパニー
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: コミック


スタジオジブリで映画化もされた4コマ漫画。
実はこの作品、朝日新聞でずーっと連載されていて(現在は『ののちゃん』にタイトル変更)、我が家は朝日だったので毎日楽しみにしていました[わーい(嬉しい顔)]
それが全集になったので、独身時代に買っていたんですよね。

北海道に引越す時、「これは置いて行くか・・・[もうやだ~(悲しい顔)]」と嫁入りBOOKリストから外れてしまったのですが(笑)、やはり手元に置きたくなって持ってきてもらったというわけ。
久々に読んでもやっぱりおもしろい!!
くすっと笑えるものばかりだし、誰にでも「あ、こういうことある」と思える部分があるので、老若男女に楽しめると思います[手(チョキ)]

個人的にはお母さんのマツ子さんが好きだなー[黒ハート]
以前勤めていたところにこういう感じの人がいて、退職して引越した今も、帰省したら必ずその人の所へ遊びに行く私。
自分の母親ほど年が離れているのに、全然気にならなくて、完璧に友だちなんだよね~。
Sさん元気かなぁ(笑)。

次はコチラ↓


きょうの猫村さん 1

きょうの猫村さん 1

  • 作者: ほし よりこ
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2005/07/14
  • メディア: コミック


この作品は一時期かなり流行ったので、知っている人も多いと思います。
私も発売当初から大好きだったのですが、1冊のお値段が結構するのでなかなか手が出ず・・・。
それが発売から約5年が経過し、昨日古本屋で格安で発見[目]!!!
1巻、2巻あわせて210円。しかもポイントなんか使っちゃったもんだから、[ぴかぴか(新しい)]2冊で36円[ぴかぴか(新しい)]でした(笑)。

でもやっぱりおもしろい!!
猫村さんのがんばりとか、村田家政婦の奥さんや仲間、奉公先のご家族の心模様がすごーく元気をくれます。
これまた個人的には、いつも張り合ってくる近所の奥さんが好きかな(笑)。
良きライバルみたいな感じがとっても好印象です。
あー、3巻以降も読みたいなぁ。また古本屋さん巡りしようっと。

そして最後はコチラ↓

君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))

君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))

  • 作者: 椎名 軽穂
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: コミック


地元の友だちがすごく好き~[ハートたち(複数ハート)]とオススメしていたのを知っていたので、ずっと読んでみたいなぁと思っていた作品。
偶然にも親友のCちゃんが大ファンで持っている、ということを聞いて、貸してもらいました。

正統派な少女漫画なのにこんなに笑ったのは久しぶり、というくらい爆笑の嵐(笑)
1、2巻は本当に腹を抱えて笑いました。
特に吉田さん・・・ガラ仮好きということがよくわかって、大好きになっちゃったよ・・・(笑)。
まだ連載は続いているので、今後もCちゃんに借りたいと思います(エヘ)。

ちなみにこの作者さん、札幌在住らしく、サイン会なんかも開いている様子。
私の好きな作品『先生!』を書いていた河原和音さんも札幌なので、意外に人気漫画家さんが多い地域なんだな~と妙にうれしくなっちゃいました[るんるん]
ちなみに岡山で有名なのは一条ゆかりさん(出身がね)や森永あいさん(こちらは今も在住かな)です。
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荷物の大半は本 [書庫へようこそ]

久々なので1日2回更新!
書きたいことばかりがたまってしまって、追いつけない・・・とほほ[もうやだ~(悲しい顔)]

今月の中旬、blogにも少し書きましたが、岡山の実家へ帰っていました。
大学時代の友人が結婚することになり、遠くに住む私にも声をかけてくれたのです。里帰りも兼ねられるし、ありがたい[黒ハート]と喜び勇んで帰ってきたという訳。
で、そんな友人の結婚式の感想を書いてもいいのですが、今日は全然別の話(笑)。

今年2回目の帰省ということで、今回の私にはある目的がありました。
前回は中四国を旅したこともあり、北海道へ戻る頃にはお土産でスーツケースがパンパン!!
せっかく実家に帰ったのに、さほど本を持って帰れなかったんですよねぇ・・・。本がないと寂しくて仕方がない私にとって、とにかく残念な出来事でした。

そ・こ・で!
今回は1人で帰るし、何が何でもたくさんの本を持って帰ろう!!と決意[パンチ]
北海道へ戻る前日にはキッチリと荷物を整理して、厳選に厳選を重ねて本を選び出し、ビシィッとスーツケースに入れました。

正直、何冊入れたかわからなくなる顛末(笑)。
それでも感覚としては、前回のお土産だらけのスーツケースよりは軽い気がします。
これなら空港で荷物を預ける際の重さチェックも余裕だな・・・と思っていた私(ちなみに空港で無料で預けられる荷物の重さは20キロまで)。

北海道へ戻る当日。
空港で意気揚々とスーツケースを預けた私が見た量りの数字は・・・な、なんと
19キロ[がく~(落胆した顔)]!!!
顔にこそ出しませんでしたが、かなり焦ったのは言うまでもありません(笑)。

なんでそんなに重いんだろ~・・・???
と思いつつ家に戻り、本を出して数えてみました。

その数 [ぴかぴか(新しい)]30冊[ぴかぴか(新しい)]

・・・そりゃ重いよねぇ(笑)。
半数は文庫だったので、冊数の割には重さがオーバーしなかったようです。
これが全部ハードカバーだったらと思うと、戦々恐々。

何を持って帰ったかは、読み返したらまた読了本としてUPするつもりですが、とりあえず1作品(シリーズ?)だけご紹介↓


君のためのプレリュード―新花織高校恋愛サスペンス (集英社文庫―コバルトシリーズ)

君のためのプレリュード―新花織高校恋愛サスペンス (集英社文庫―コバルトシリーズ)

  • 作者: 藤本 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 文庫

から

めぐり逢いのデュオ―新 花織高校恋愛サスペンス (コバルト文庫)

めぐり逢いのデュオ―新 花織高校恋愛サスペンス (コバルト文庫)

  • 作者: 藤本 ひとみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 文庫

までのシリーズ7冊。

うーん、ここを読んだ地元の友人達の爆笑が聞こえるようだわ・・・(笑)。

結婚が決まった当初、数ある本の中からどうしても処分できないものを除いて300~400冊以上処分した経緯があります。今実家にあるのは、そんな乱世(?)をくぐりぬけたまさに[ぴかぴか(新しい)]「どうしても捨てられない」作品[ぴかぴか(新しい)]ばかり。

その中でこれを選んで持って帰ったのには理由があるのですが、もちろん自分でも久々に読んでみたくて。
小中学生の頃に夢中になって読んだ本を、30代に突入した今の私が読んでも果たして同じように感じるのか・・・???と思ったんですよね(笑)。
結論から書くと、

やっぱり美馬さんはかっこいいよ!!コノヤロウ(笑)!

いやー、少女小説だからとちょっと上から目線で読み始めたのですが、シリーズ2冊目を読み終える頃にはすっかり夢中になってました(^^;;;。
恐るべし藤本ひとみ作品、恐るべし中学3年生とは思えない美馬さん(笑)。

藤本作品は私にとって青春の象徴です。
全作品網羅していたのに、結婚時にいくつかのシリーズを処分してしまっていた自分が恨めしい・・・(特に銀〇ラとユ〇ナ)。
同じ世代の方には、「読んだことある」とか「聞いたことある」「好きだった!」という人も多いかもしれませんね。
これでしばらくは本を楽しむ日々を送れそうです。

さーて、今度は持って帰ったマリナシリーズ読もうっと(笑)!
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心のオアシス♪ [書庫へようこそ]

最近「作った」・「当たった」という記事が繰り返し更新されていたので(笑)、今日は久々に本の話[本]

ご存知の方も多いと思いますが、我が家は昨年末に新しいおうちを建てました(詳しくはコチラ)。
建築中はとにかくやらなきゃいけないことが多くて、本を読む時間もなかなか取れず・・・。それでも絶対に読みたい!という本だけはしっかりチェック。ただ、ゆっくり読むことが出来なかった[もうやだ~(悲しい顔)]、というのが正直なところです。

それでもなんとか無事におうちも完成し、私が一番気合を入れたと言っても過言ではない“くっしー図書館”(ベタなネーミングすぎる・・・。ステキな名前絶賛募集中! 笑)も無事OPENの運びとなりました。

床から天井まで縦2列の本棚が3台。
夢にまで見た自分のためだけのBOOKスペース(相棒殿の本は・・・?笑)
これで好きなだけ本を並べることができます[ハートたち(複数ハート)]

とウキウキしていたわけですが、引越し後に本を並べてみると、どうもスカスカしています。
今まではマンション暮らしでスペースもないということで、結婚当初に私が実家から運べた本はごくわずか。もともと相棒殿は本を読まない人なので、2人合わせても蔵書数はたいしたことがなかったんですよね。

うーむ・・・。寂しい[ふらふら]

本好きを豪語する私の本棚としては、こんな寂しさは屈辱的(笑)
というわけで、そんな私の心を知ってか知らずか、相棒殿のお父さんが実家から本を持ってきてくれました。
本嫌いな相棒殿の数少ない愛読書がコチラ↓


スラムダンク (1) (ジャンプ・コミックス)

スラムダンク (1) (ジャンプ・コミックス)

  • 作者: 井上 雄彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: コミック


おそらく知らない人はいないであろう、という名作中の名作、『SLAMDUNK』です。
本当に相棒殿としては珍しく、全巻きっちり勢ぞろい!!
私の実家にも全巻そろっているのですが、残念なことに所有者が我が姉で(笑)、こちらに持ってくることができないんですよね~。
本当にうれしい新メンバーです[黒ハート]

今更内容についてどうこう書く気はさらさらないのですが、何度読んでも感動。
相棒殿なんて、「何回読み返してんのさ?!」とツッこまずにはいられないほど、何週間にも渡って何度も何度も読み返していました(笑)。
でも、その気持ちもわかるよ・・・。だっておもしろいもんね[ぴかぴか(新しい)]

そしてある日、我が実家からもドッカリと本が届きました。
それがコチラ↓


美味しんぼ (1) (小学館文庫)

美味しんぼ (1) (小学館文庫)

  • 作者: 雁屋 哲
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 文庫


こちらも言わずと知れたグルメマンガ界の重鎮、『美味しんぼ』です。
私は昔からグルメ(及び料理)マンガが大好き!!
ミスター味っ子に始まり、大使閣下の料理人や将太の寿司など、ちょこちょこと読んできました。
中でもこの『美味しんぼ』にはハマりましたね~・・・。

今でも連載中なので、なかなか文庫コミックスをそろえることができないのですが、それでもとりあえず主人公の2人が結婚するまでを一揃え。
うち20冊ほどを岡山から運びました(笑)。

これも久々に読み返したのですが、調理法や今の食問題で再発見が多くて勉強になります。
特に牛乳の殺菌については、ついついスーパーでチェックしてしまうくらい。
よく[ぴかぴか(新しい)]“本物の味は違う”[ぴかぴか(新しい)]なんて言いますが、本物を作るために努力している人にもクローズアップしているこのマンガは、本当に読み応えがあります。

最後にご紹介するのはコチラ↓


三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り

三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り

  • 作者: 三谷 幸喜
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: 単行本


これは私が独身時代から愛読していた、三谷幸喜さんのエッセイ第6弾。
第5弾までは“嫁入り道具”の1つとして(笑)、引越し時に持ってきたのですが、それ以降はなかなかタイミングが合わなくて買えなかったんですよね。

でも先日、親友のCちゃんに教えてもらった札幌屈指の古本店に出かけてみると、本棚にひっそりとこの本が[目]!!
よもやの出会いにうろたえつつも、即買いしたのは言うまでもありません。

読後の感想としては「ホッと一息つけるおもしろさ」という感じ。
この1冊前の第5弾があまり満足できなかったので、今回は期待過剰にならないように心がけつつ読んだのですが、とってもおもしろかったです。
大好きな三谷家のペットたちの話もそこそこ入っていたし、奥さまの話も楽しくて、読んだ後に心がぽかぽかしちゃいました。
第7弾も第8段も欲しいな~・・・。

ひとまず久々の読了本紹介でした。
本棚はまだまだ空いてるから、これからが楽しみです(ニヤリ☆)
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『月神の統べる森で』 [書庫へようこそ]

先日図書館へ行った時、とても懐かしい表紙に出会いました。
正確には描いた画家の方が懐かしかったのです。

まだ学生だった頃に初めてその人の絵を見た時、あまりの美しさにびっくりしたことがあります。まるでヨーロッパの宗教画のようなやわらかさのあるタッチ。淡い色の中にはっきり主張する人物の表情。
日本にもこういう絵を描く人がいるんだなぁと強く印象に残ったのが、東逸子さんという画家です。
今回は、そんな東さんが絵を担当した作品を借りてきました。


月神の統べる森で

月神の統べる森で

  • 作者: たつみや 章
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本


地の掟 月のまなざし

地の掟 月のまなざし

  • 作者: たつみや 章
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本


天地のはざま

天地のはざま

  • 作者: たつみや 章
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本


このシリーズは、発売当初から本屋で平置きにされていたのを見たことがあって、とても気になっていました。
長髪キャラ好き[黒ハート]の私としては見逃せない表紙の数々(笑)。
しかもこれまた、大好きなファンタジー[ぴかぴか(新しい)]というジャンル。
でも、当時は図書館に行く余裕もあまりなかったので、その存在をすっかり忘れていました。

そしてあれから約10年・・・。
いつも行く近所の図書館で、軽い気持ちでのぞいた児童書コーナーに並んでいるのを発見した時は、懐かしくて大喜び!!「あ~、これ読みたかったんだよなー[わーい(嬉しい顔)]!」と。

実はこの作品、一応4冊で完結します。
なのにそれを知らなかった私は、3冊だけ借りてきちゃいました・・・。うぅ、なぜあと1冊を置いてきちゃったんだろう(泣)。続きが気になって仕方がないのに[もうやだ~(悲しい顔)]

でも、それくらい児童書とするには惜しい内容です。
日本の神話がベースになっていますが、なんとなくアイヌ民族の伝承も入っているのかな?という感じ。
いかに神と人の存在が近かったのか。
人の心の中に裏切りや猜疑心が蔓延し始める時代とは、こんなふうだったのではないか。
登場人物の心身の美しさが、ちょっと羨ましく思えました。

あと1冊、次の時に借りなくちゃ(笑)。
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『かもめ食堂』 [書庫へようこそ]

読了報告をしていない本が増えてきたので慌ててUPです(^^;。
今日はコチラ↓の作品。


かもめ食堂

かもめ食堂

  • 作者: 群 ようこ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本


ずっと気になっていた本。
というか、本当に気になっていたのは小林聡美さんが主演なさった映画のほうなのですが、偶然原作本を見つけたので読んでみました。

私は昔からムーミンの大ファン[黒ハート]です。
結婚式のウェルカムドールにムーミンを採用したほど、大好きで大切な存在。
そんなムーミン発祥の地であるフィンランドが舞台とあって、おもしろそうだというオーラは本を開く前から感じていました。
そして実際、めちゃめちゃおもしろかった!!![ぴかぴか(新しい)]

最近UPした小川糸さんの『食堂かたつむり』に通じる雰囲気です。
淡々としたストーリー展開なのに、世界観が似ています。自分のやりたいことを見つけていく主人公、食堂を開いてその地域の人たちと触れ合っていく主人公、その主人公を取り巻く人たち・・・。
まったく違う話なのに、どちらも思わずホッとしてしまうような空気が伝わってきました[わーい(嬉しい顔)]

数年前から北欧家具や北欧雑貨が人気になっていますよね。
言わずもがな私も好き[ハートたち(複数ハート)]
ただ、マリメッコのような原色どかーんという系統はちょっと苦手なのですが(^^;;、シンプルでセンスの良い食器や家具はとっても憧れてしまいます。
そんな流行のきっかけになったのがこの作品、というのはすごく納得。映画のために書き下ろされた作品とのことですが、充分北欧への魅力がUP[グッド(上向き矢印)]する物語でした。

よし、今からDVDをレンタルしてこよっと(笑)。


marimekko オイルクロスプレイスマット UNIKKOレッド 5263119738-75

marimekko オイルクロスプレイスマット UNIKKOレッド 5263119738-75

  • 出版社/メーカー: marimekko (マリメッコ)
  • メディア: ホーム&キッチン


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栗本薫さんの訃報 [書庫へようこそ]

今年の4月から、毎週楽しみに観ている番組があります。
日曜日の夜11時から始まった『衛星アニメ劇場』
それまで我が家ではBS放送が入らなかったのですが、相棒殿が出張前にいろいろ手配をしてくれて、ギリギリ放送開始に間に合いました。

それほどまでに観たかったのはコチラ↓のアニメ化作品。


花咲ける青少年 (7) (花とゆめCOMICS)

花咲ける青少年 (7) (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 樹 なつみ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1993/02
  • メディア: 新書


私が樹さんの作品に惚れ込むきっかけになった作品です。
初めてこれがアニメ化されると聞いて、普段はアニメを全く観ない私ですが「どーしても見たい[ふらふら]!!」と思ったんですよね。

で、観始めたわけですが・・・。
夜11時から約1時間半の放送枠の中で、他にも2作品が放送を開始しました。要するに30分番組が3本続けて放送されるのです。
一つは『GUIN SAGA』、もう一つは『蟲師』
正直どちらも内容はまったく知らず、興味もほとんどなし。『花咲ける青少年』が観られさえすれば満足だったので。

でも、BSの性質上途中でCMを挟まないので、なんとなく初回から立て続けに『花咲ける~』と『GUIN~』を観てしまったんですよね(『蟲師』は時間が遅いので割愛)。
そうしたら・・・思いもかけず『GUIN SAGA』がおもしろいっ!!!
『花咲ける~』が見たかったのに、やっぱり内容を全て知っているアニメとそうでないアニメがあったら、知らないアニメの方がワクワクするし面白みもぐっと増します[グッド(上向き矢印)]

それでなくても、スタッフの方々は随分前から準備をしてきたようで、絵もすごく美しいし歌の世界感もハマってるし、何より声優陣がキャラに合っているんですよね~[黒ハート]
放送開始から約2ヶ月が経過し、今ではすっかり『GUIN~』の方を楽しみに毎週観ているほどです。

観始めてから知ったのですが、このアニメにも原作があります。
タイトルはどこかで聞いたことがあったような気がしたので納得。それがコチラ↓


黒衣の女王 グイン・サーガ126

黒衣の女王 グイン・サーガ126

  • 作者: 栗本 薫
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/04/05
  • メディア: 文庫


最新刊の[ぴかぴか(新しい)]第126巻[ぴかぴか(新しい)]です。
これが最新刊だと知ったのはつい最近。アニメを観ておもしろかったので、ぜひ原作も読みたいと思って図書館へ行ったのです。世界一の長編小説と言われるだけあって、126巻だなんて信じられない・・・[がく~(落胆した顔)]。30年刊行が続いているなんて、私がこの年齢になるのとほとんどかわらないなんて・・・。

結局、あまりの長編さに図書館では書庫にしまわれているとのこと(笑)。
しかも近場の図書館には在庫がなかったので、まだ1巻を手に取っていません。
そんなふうに、早く借りたいな~と思っていた矢先、訃報のニュースが飛びこんできました。

126巻でまだ完結していない『GUIN SAGA』を残して、作者の栗本薫さんが膵臓癌でお亡くなりになったとのことです。享年56歳、あまりにも若すぎる別れに、1冊も読んでいないとはいえとても悲しくなりました。
ずっと読んでこられたファンの方々は、私以上にショックを受けたと思いますし、何より作品が未完の大作となってしまったことがご本人も含めて悔やまれるに違いありません。

結末のない作品を手に取ることは勇気がいりますが、すばらしい作品には数多くの得がたいものが詰まっています。
私もアニメから知ったこの原作を、ぜひとも時間をかけて読了したいと思います。
合掌。
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『水滸伝1』 [書庫へようこそ]

着々と借りてきた本を読了しておりますので、忘れないうちにUP。
今回はコチラ↓です。


水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

  • 作者: 北方 謙三
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/10/18
  • メディア: 文庫


初の北方作品。
北方謙三さんといえばハードボイルド、というイメージがあるのですが、同時に思い出すのは『三国志』。それを図書館で思い出し、では三国志でも読んでみようかな~と本棚へ向かうと、並んでいたのはこっちでした[本]

ずい分前にこのblogにも記事を書きましたが、私にとっての水滸伝と言えばコチラ(笑)↓


幻想水滸伝I&II

幻想水滸伝I&II

  • 出版社/メーカー: コナミ
  • メディア: Video Game


このシリーズも非常に好きだったので、原作(?)もきちんと読んでみたいと思って手に取りました[わーい(嬉しい顔)]

読んでいて思ったのは、何となく“茅田さんのデルフィニアシリーズに通じるものがある”、ということ。
偶然とは思いますが、牢屋から脱獄する場面や敵に囲まれた時の雰囲気が似ている気がしました。でもそこは北方作品。「男」というものを全面に出してくる世界観は新鮮です[ぴかぴか(新しい)]

ただ強いだけでは国は変わらないという決意のもと、誰もが一目で「英雄」と呼びたくなる人のところへ少しづつ精鋭が集まっていく。
なぜ変えなければならないのかという理由と、英雄視される男達の存在感、一人づつ現れる精鋭候補たちの出会いと変化に心躍ります[ハートたち(複数ハート)]

とにかく漢字が多いのがツライところですが(笑)、これから先まだ読んでいないこのシリーズが残っていると思うとワクワクします!!じっくり取り組んでいくぞ~[黒ハート]
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『となり町戦争』 [書庫へようこそ]

今日は久々に朝から快晴[晴れ]の札幌。
いつもなら、相棒殿を送り出した後は家事をやったりダラダラしたりするのですが、こんな青い空を見ていたら出かけなければもったいない!!という気分に。
じゃあ一人でどこに行く??
と考えた時、春になってから一度も行っていない図書館[本]に行こうと思い立ちました。

雪がある間は自転車に乗れないので、自転車圏にある図書館に行くのは億劫です。
だから時々、blogにも書いているように、買わずとも売っている本を持ち込めるBOOK CAFEにお出かけ。でもCAFEだからそうそう何度も行けないし、かといって本を読みきるまで粘る時間もそうありません。
幸い(?)今相棒殿は連日残業中。晩ごはんを済ませた後は時間があるので、図書館でたくさん本を借りることにしました[ハートたち(複数ハート)]

ひとまず今日読了したのはコチラ↓


となり町戦争

となり町戦争

  • 作者: 三崎 亜記
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本


すばる文学新人賞を受賞した作品で、異色な戦争を描いたことで話題にもなった本。これもずっと気になっていたんですよね~。
タイトルからイメージしていたものとは少し違って、話の中にもありましたが“いつの間にか始まっていつの間にか終わっている戦争”、をうまく表現してありました。

考えてみれば実際に今、世界のいたるところで起きている戦争も同じなんですよね。その地域に住む一般の住人たちは、訳もわからないまま戦争が始まったことを知り、巻き込まれ、その流れにのるしかない。
そう考えたら、この作品は普段私たちが気付きもしないような背筋が凍る事実を、小説を通じて淡々と冷静に語っていると言えます。

読んでみるまでは不思議で仕方がなかった“となり町との戦争”。
読み終えた時、登場人物が語るように「それが戦争なんだ」と納得しなければいけないのかなと考える自分がいました。この現代ではあり得ないとわかっているのに。
特に最終話部分の結婚のくだりは、ちょっと無理がある気がします。いくらなんでも、何か脅されてるわけでもないのに政略(だと思う)結婚はないんじゃないのー??

でも読み応え[ぴかぴか(新しい)]はかなりありました!
文章が読みやすいというのも手伝って、一気に読んでしまったくらいです。
満足、満足[るんるん]
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