最近読んだ本~2/15 [書庫へようこそ]
ここのところ、猛烈に本を読んでます。
編み物をちょっとお休みしてて(あ、あ、飽きたわけじゃないよっ 笑)、その時間をすべて本に費やしていると言ってもいいくらい。
昔、知り合いから「あまりにも本が好き過ぎて、家事がおろそかになって離婚した人がいる」と聞いたことがあって、その時は「またまた~。そんなことありえんわ!てゆーか旦那さんどれだけ心狭いのよ」と返したのですが、最近その言葉がよく頭をよぎります・・・。
相棒殿、本読む分だけ私ちゃんと家事やるから(笑)!!!!
と心の中で思いながらつい本を手に取ってしまうくっしー、3×歳の冬(笑)。
【読了本】
発売当初かなり話題になった本。
その頃も読んでみたいな~と思ったのですが、結局手に取るまで6年もかかってしまいました(笑)。
読み始めて思ったのは、こういう女性ってけっこういるのかも、ということ。
実際にこういう行動にうつるかどうかは別として、心のどこかにそういう自分を隠している女性は多いのかもしれないと思いました。
だからこそ、主人公の選択に「ありえない!」と思うのに、なんとなく「わかるかも・・・」という気持ちも持ったり。
私も同じふうにするなぁとは絶対思わないけど(笑)、自分に正直に向き合った結果がこういう結末を呼ぶのかなと最後に脱力感のようなものを感じました。
HAPPY感は全然ないのになぁ。でも寂しさはないんだよなぁ。
たぶん、主人公自身が自分で考えて決めて越えていくからかな。
また、いつもそばで話を聞いてくれる女友達ってやっぱり大切!というのも忘れてはならないポイントだと思います。
ずっと気になっていて読みたかった作品。
運よく上下そろって図書館で借りることができました!!シアワセ
読み始めてずっと私の中で、主人公の姿が年齢を重ねたFE蒼炎の軌跡のアイクに思えてしまって、最後までそれで読み切りました(笑)。知らない人には訳わからないですよね・・・スミマセン。
でもそれくらい、仲間をや家族を愛し、でもいつも孤独で、どこか悟りきったようなキャラクターが似ていると思いました。
タイトルの直接の意味は比較的早くわかりますが、それが主人公にとってどういう意味を成すのかというのは後半、しかも最後の方にならないとわかりません。
正直、最初にタイトルを聞いたときは「鹿の王?なんか・・・弱そう??」と失礼なことを思ったのですが(汗)、その本当のタイトルの意味が分かった時は妙に納得してしまいました。
上橋作品では主人公をとりまく人々もとても魅力的に描かれます。
今回ももちろんそうで、だからこそもっともっとエピソードを入れて深く書いてほしかったです。
その魅力は、単行本2冊では少し浅くすら思えてしまうほど。
その点も含めて、その後の話がまったくないのも残念でした。
果たして主人公は自分を受け入れてくれる人たちと再会して、人の心を取り戻せるのか。
ストーリーを読む限り無理そうだけど、やはり何か奇跡が起きるのか。
読み手にゆだねられているのが歯がゆくてなりません・・・。数行でも書いてほしかったな。
先日、吉行あぐりさんの訃報を聞いて読みたくなった本。
私が最初にこの本を知ったのは、朝の連続テレビ小説“あぐり”を見たときです。
そのドラマの原作となったのがこの作品。
岡山で生まれ育った吉行さんが、父の死・家の没落・結婚・出産・美容師修行・美容師として独り立ち・夫の死・戦争・再婚・・・と波乱に満ちた人生を送る姿を、エッセイとして書かれたもの。
さすがだな~と思うのは文章の読みやすさ。
吉行淳之介・吉行理恵という小説家を生んだ母だから文章がうまいに決まっている、なんて言いたくないけど、本当にとても読みやすくてわかりやすくておもしろかったです。
考えてみれば女優の吉行和子さんもエッセイを書かれているし、血筋かなぁなんて思ったり。
驚いたのは、再婚していたということ。
私の中ではドラマの印象が強くて、夫は吉行エイスケただ一人だと思っていたのですが、辻さんという方と戦後すぐ再婚されて、辻さんが亡くなる晩年まで仲良く穏やかに暮らしていらっしゃった事実にとてもホッとしました。
本当にまっすぐキリっとステキな方だったんだなぁ。ご冥福をお祈りいたします。
本屋さんやネットですごく話題になっている本。
ずっと気になっていたので読んでみましたが、やはり参考にしている方が多いのか、いろんな方のblogで見たことあるな~的な内容が多くて、正直新鮮味はありませんでした。
それに、社宅という狭い空間をいかに過ごしやすく工夫して使うか、という点に重きが置かれているので、やはり一軒家に住んでいる感覚とは違う部分もありました。
それはもうベースが違うんだから仕方ないですが、期待していたのでちょっと残念。
ただ、キッチンにおけるいろいろな無印採用術はすごく良かったです。
図書館で気になって借りてみた本。
5人(だったかな?汗)のごくごく普通の主婦の方々が、今自分でお店を開いたり資格を取って活躍するまでのことを、エッセイのようにまとめた1冊。
最初から最後まで共通して書かれているのは、「まずは一歩踏み出して始めてみましょう」ということ。
少しでも気になっていることや興味があること、やってみたいことがあったらそれに向かって小さな一歩をふみだしてみようよ、私たちはそれをしたおかげで、今こうして暮らしています、ということです。
気持ちの持ちようかもしれませんが、やはり生半なことで始められないし、何をしたいのかしっかり考えてからでないと動けないし、と読みながら思ってました。
そうやって何かにつけやれない(=やらない)理由を自分で探してしまっているんだな、とわかっているんですけどね(笑)。
読み物としては面白かったけど、ちょっと私にはレベルが高かったです・・・トホホ。
相変わらず読まずにはいられない、この手の本(笑)。
今回はごくごく一般の方のおべんとうばかりとあって、内容もその背景もすごくおもしろかったです。
ページの隅に、その方が使われている弁当包みなども載せられているのが、なんだかツボ。
しかも作っている方の職業も書いてあるので、こういう職業の人が仕事しながらこんなお弁当を作っているんだ~と興味津々。
なんだろう?おべんとうはこうあるべき、みたいな固定概念が自分の中にあるのですが、それを取っ払ったらすごくラクになるだろうなぁと思いました。
だって、100均のタッパーにおべんとうをつめている人や、ものすごい量を1人分として作っている人(個人の食べる量は人それぞれだけど・・・)、けっこうきちんとしたデザートも別ケースに入れて持っていく人。
内容もさることながら、こだわりみたいなものがなくなったら、もっとおべんとうって楽しめるのかもしれません。
じゃあ自分がそうできるのかと言われたら・・・これがなかなか難しいから、こういう本を好きで読んじゃうんですよね、たぶん(笑)。
↓よろしければ1日1ぽちっとしていただくと、くっしーがよろこびます
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編み物をちょっとお休みしてて(あ、あ、飽きたわけじゃないよっ 笑)、その時間をすべて本に費やしていると言ってもいいくらい。
昔、知り合いから「あまりにも本が好き過ぎて、家事がおろそかになって離婚した人がいる」と聞いたことがあって、その時は「またまた~。そんなことありえんわ!てゆーか旦那さんどれだけ心狭いのよ」と返したのですが、最近その言葉がよく頭をよぎります・・・。
相棒殿、本読む分だけ私ちゃんと家事やるから(笑)!!!!
と心の中で思いながらつい本を手に取ってしまうくっしー、3×歳の冬(笑)。
【読了本】
発売当初かなり話題になった本。
その頃も読んでみたいな~と思ったのですが、結局手に取るまで6年もかかってしまいました(笑)。
読み始めて思ったのは、こういう女性ってけっこういるのかも、ということ。
実際にこういう行動にうつるかどうかは別として、心のどこかにそういう自分を隠している女性は多いのかもしれないと思いました。
だからこそ、主人公の選択に「ありえない!」と思うのに、なんとなく「わかるかも・・・」という気持ちも持ったり。
私も同じふうにするなぁとは絶対思わないけど(笑)、自分に正直に向き合った結果がこういう結末を呼ぶのかなと最後に脱力感のようなものを感じました。
HAPPY感は全然ないのになぁ。でも寂しさはないんだよなぁ。
たぶん、主人公自身が自分で考えて決めて越えていくからかな。
また、いつもそばで話を聞いてくれる女友達ってやっぱり大切!というのも忘れてはならないポイントだと思います。
ずっと気になっていて読みたかった作品。
運よく上下そろって図書館で借りることができました!!シアワセ
読み始めてずっと私の中で、主人公の姿が年齢を重ねたFE蒼炎の軌跡のアイクに思えてしまって、最後までそれで読み切りました(笑)。知らない人には訳わからないですよね・・・スミマセン。
でもそれくらい、仲間をや家族を愛し、でもいつも孤独で、どこか悟りきったようなキャラクターが似ていると思いました。
タイトルの直接の意味は比較的早くわかりますが、それが主人公にとってどういう意味を成すのかというのは後半、しかも最後の方にならないとわかりません。
正直、最初にタイトルを聞いたときは「鹿の王?なんか・・・弱そう??」と失礼なことを思ったのですが(汗)、その本当のタイトルの意味が分かった時は妙に納得してしまいました。
上橋作品では主人公をとりまく人々もとても魅力的に描かれます。
今回ももちろんそうで、だからこそもっともっとエピソードを入れて深く書いてほしかったです。
その魅力は、単行本2冊では少し浅くすら思えてしまうほど。
その点も含めて、その後の話がまったくないのも残念でした。
果たして主人公は自分を受け入れてくれる人たちと再会して、人の心を取り戻せるのか。
ストーリーを読む限り無理そうだけど、やはり何か奇跡が起きるのか。
読み手にゆだねられているのが歯がゆくてなりません・・・。数行でも書いてほしかったな。
先日、吉行あぐりさんの訃報を聞いて読みたくなった本。
私が最初にこの本を知ったのは、朝の連続テレビ小説“あぐり”を見たときです。
そのドラマの原作となったのがこの作品。
岡山で生まれ育った吉行さんが、父の死・家の没落・結婚・出産・美容師修行・美容師として独り立ち・夫の死・戦争・再婚・・・と波乱に満ちた人生を送る姿を、エッセイとして書かれたもの。
さすがだな~と思うのは文章の読みやすさ。
吉行淳之介・吉行理恵という小説家を生んだ母だから文章がうまいに決まっている、なんて言いたくないけど、本当にとても読みやすくてわかりやすくておもしろかったです。
考えてみれば女優の吉行和子さんもエッセイを書かれているし、血筋かなぁなんて思ったり。
驚いたのは、再婚していたということ。
私の中ではドラマの印象が強くて、夫は吉行エイスケただ一人だと思っていたのですが、辻さんという方と戦後すぐ再婚されて、辻さんが亡くなる晩年まで仲良く穏やかに暮らしていらっしゃった事実にとてもホッとしました。
本当にまっすぐキリっとステキな方だったんだなぁ。ご冥福をお祈りいたします。
本屋さんやネットですごく話題になっている本。
ずっと気になっていたので読んでみましたが、やはり参考にしている方が多いのか、いろんな方のblogで見たことあるな~的な内容が多くて、正直新鮮味はありませんでした。
それに、社宅という狭い空間をいかに過ごしやすく工夫して使うか、という点に重きが置かれているので、やはり一軒家に住んでいる感覚とは違う部分もありました。
それはもうベースが違うんだから仕方ないですが、期待していたのでちょっと残念。
ただ、キッチンにおけるいろいろな無印採用術はすごく良かったです。
図書館で気になって借りてみた本。
5人(だったかな?汗)のごくごく普通の主婦の方々が、今自分でお店を開いたり資格を取って活躍するまでのことを、エッセイのようにまとめた1冊。
最初から最後まで共通して書かれているのは、「まずは一歩踏み出して始めてみましょう」ということ。
少しでも気になっていることや興味があること、やってみたいことがあったらそれに向かって小さな一歩をふみだしてみようよ、私たちはそれをしたおかげで、今こうして暮らしています、ということです。
気持ちの持ちようかもしれませんが、やはり生半なことで始められないし、何をしたいのかしっかり考えてからでないと動けないし、と読みながら思ってました。
そうやって何かにつけやれない(=やらない)理由を自分で探してしまっているんだな、とわかっているんですけどね(笑)。
読み物としては面白かったけど、ちょっと私にはレベルが高かったです・・・トホホ。
相変わらず読まずにはいられない、この手の本(笑)。
今回はごくごく一般の方のおべんとうばかりとあって、内容もその背景もすごくおもしろかったです。
ページの隅に、その方が使われている弁当包みなども載せられているのが、なんだかツボ。
しかも作っている方の職業も書いてあるので、こういう職業の人が仕事しながらこんなお弁当を作っているんだ~と興味津々。
なんだろう?おべんとうはこうあるべき、みたいな固定概念が自分の中にあるのですが、それを取っ払ったらすごくラクになるだろうなぁと思いました。
だって、100均のタッパーにおべんとうをつめている人や、ものすごい量を1人分として作っている人(個人の食べる量は人それぞれだけど・・・)、けっこうきちんとしたデザートも別ケースに入れて持っていく人。
内容もさることながら、こだわりみたいなものがなくなったら、もっとおべんとうって楽しめるのかもしれません。
じゃあ自分がそうできるのかと言われたら・・・これがなかなか難しいから、こういう本を好きで読んじゃうんですよね、たぶん(笑)。
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