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舟を編む DVD&原作本 [音楽&映画&舞台の世界へ]

冬の間は、車でレンタルショップへ行くのもちょっと憚られるので(雪道にドキドキするから 笑)、いつも雪融けの時期になるとDVDをレンタルしたくなります。
たいてい3月か5月くらいなんだけど、この忙しい4月にあえて借りてみました[CD]


舟を編む 通常版 [DVD]









2012年本屋大賞受賞の小説“舟を編む”の映画版です。

実は昨年の秋、いつも行くカフェ併設の本屋さんで原作を手に取りました。
ずっと気にはなっていたものの、今他に読みたい本がないからな~なんて軽い気持ちで読み始めたんですよね。
そうしたら・・・もう全然止められない[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]
下手したら1冊全部読み切るまで本屋カフェで粘ってしまいそうな(←迷惑な客)勢い!!

それくらい、久々におもしろくてたまらない本でした。

結局そのカフェでは読み切らず(笑)、自宅に帰ってからネットで中古をポチ買い。


舟を編む









手元に届いてからは、まさに一気読み[ダッシュ(走り出すさま)]

言葉という大海原を渡る舟に見立て、何年もの時間をかけて綿密に作り上げられてゆく1冊の辞書。
関わる人が1人また1人と増え、その人たちの中で生まれる関係がなんともいとおしい。
後半、この原作本の装丁すらも物語の一端を担っていたことに気づいた衝撃。
読み終えたとき、今まで自分が愛用していた辞書を、改めて読み返したくなったのは私だけではないはずです。

毎度前置きが長くなりましたが、そんな装丁込みでハマリにハマった作品が映画になったと聞き、こちらもずっと観てみたいと思っていました。
主人公の馬締くんを松田龍平さんが演じるだなんて、恐ろしい程ピッタリにきまってるし(笑)。

で、実際観てみると、やっぱり松田さんの馬締くんは最高に地味で最高にキュート[ハートたち(複数ハート)]
原作から抜け出したようでした。

個人的にすごく印象に残ったのは、加藤剛さんが演じた松本先生。
原作よりも考えが若いようなイメージでしたが、静かな中に辞書作りへの執念というか情熱が強く感じられました。
何より、自宅での雰囲気が亡くなった祖父にそっくりで(郷土史家でした)、ストーリーとは関係なくてもなんだか泣けてきました(^^;;;。

映画は映画でおもしろかったな~[るんるん]
原作のようにのめり込むような感覚はありませんでしたが、両方見て「舟を編むを思いっきり楽しんだ[わーい(嬉しい顔)]」という感じ。

これからこの作品を手に取る方は、ぜひ両方楽しんでほしいです。
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a-chiaki

  舟を編む。読みたくて、なかなか読めてないんだよね~。最近、ほんとに本を読む時間がないよ。
 でも、読んでみようっと!
by a-chiaki (2014-04-13 18:49) 

くっしー

♪a-chiakiさま
ちあきさんが本を読む時間をとれないとは!!
きっと忙しいんだろうな~と思ってたけど、やっぱり忙しかったのね(笑)。
おつかれさま^^

でもそろそろGWも近づいてきて、一息つけたりするのかな??
もしそうならぜひこの本読んでーーー!!!
ちあきさん、絶対ハマると思うわっ!本屋大賞も納得だしね♪
by くっしー (2014-04-13 22:49) 

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